エチオピアウェロ産のミラーボールの光を思わせるような、とてもきらびやかなオパールです。写真ではその輝きがうまく映せませんでしたが、小部屋から発光してくるするようなきらきら感はきれいです。きれいな丸みを帯びた形をしており、ハニカム(蜂の巣のような模様)はハッキリとは現れていませんが、湿度の低い状態でよく見ると、細かい網目状の模様が見えます。強い光があった状態ではよく確認できます。(写真中央二は室内¥ですが見えています)。輝き方はハチの巣の小部屋から光ってくるような感じです。游色がきれいに出ています。クラックやインクルージョンは目視ではほとんど確認できません。このオパールは実際にものすごい数のオパールの中から。色々見て気に入り購入ました。。メキシコ産のWater オパールやオーストラリア産にはない輝き方です。
エチオピアオパールの大きな特徴は、大気中の水分吸収力が非常に強いという事です。私も実際に経験して驚きました。梅雨時に湿度の高い所に長く置いた状態で見ると、まるで違う石のように透明になり、游色効果は薄くなります。1日位天気の良い日に外に置くと徐々に元の状態に戻り、エアコンをつけた部屋に1~2日置くと 元の状態に戻りました。この水分の吸収性の良さはエチオピアオパールの特徴で他の地域のオパールには見られません。誰もしないと思いますが。水につけたりの実験はしないでください(笑)。水が汚れていると、オパールも汚れてしまう事があるそうです。湿度にここまで敏感に反応するのを見ていると、まるで、生きているようです。乾燥気味にしておく方が游色はよく見えますが、湿度が少し上がっている状態の透明度が高くなった状態も味わいがあります。高くなりすぎると游色がほとんど見えなくなることもあります。
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