ミャンマー産グリーントルマリンです。きれいなグリーンカラー3カラットオーバーととても大きくて形もいいです。しかもインクルージョンも少なくとてもきれいです。照りも最高、ルースでお持ちになるのもよし、リングに加工するのもよしですが、希少性を考えるとルースでお持ちになるほうがいいかもしれません。下記のホームページも参考になります。とても良質の大きなグリーントルマリンです。パライバではありませんが、ちょっと珍しい色でとてもきれいです。
この石はミャンマーで当初、石のバイヤーから非加熱トルマリンとして紹介され、購入することになりましたが、念のため鑑別を受けました。鑑別結果は、アンフィボール(角閃石)族パルガス閃石(Pargasite)という結果でした。今回、再度中央宝石研究所にて簡易鑑別を受けましたところグリーントルマリンとの結果が出ました。
そこで、
鑑別された方にお尋ねいたしましたところ、
この石通常のトルマリンとは違い、屈折率が非常に高く、パーガサイトに一致するレベルであった。しかし、この石の軸性を調べたところ、パーガサイトの特徴である二軸性ではなく、一軸性であった、他の検査結果も踏まえ、総合的に判断したところ、グリーントルマリンであるとの結果になったとの事でした。ミャンマーでは、パーガサイトと同等の屈折率であった為そういう鑑別結果が出たのではないかとの見解でした。
上記の理由により、中央宝石研究所の簡易鑑別:宝石ソーティング(5cmくらいのもの)が付属します。
コメント欄には「通常、色の改善を目的とした 加熱が行われています」と記されていますが、 加熱処理石ということではありません。中央宝石研究所に鑑別についてたずねましたが、
トルマリンの場合、加熱されている石が多く、また低温加熱もあるのでどちらかわからないということです。
ミャンマーでは非加熱無処理ということで買い付けております。ご希望でしたら、ミャンマーの鑑別書もお付けいたします。