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下記の文章は別の所で投稿したものです。言葉使いは丁寧でないのはお許しください。

15年くらい前、ミャンマーのシャン州ヘーホー飛行場で、泊まってるホテルにいた政府のエージェントの通報で、米国のスパイと勘違いされて拘束され、軍人3人に執拗な尋問を受けたことがあった。脅し方は完全ヤクザ。当時のミャンマーは強力な軍事政権でミャンマー人は軍事政府を恐れ嫌っていた。私は米国のスパイではないのでw、そうではない事を英語で何度も説明したが、いくら説明しても凄むので、ついに私の方が切れてw、日本語で「馬鹿野郎ふざけるな、いい加減にしろ!日本人だと言ってるだろう!」と叫ぶと急に態度が変わり、「sorry、sorry...」と急変。それからも一人はずっと俺を見張っていたが、こいつは日本人だという空気が流れ始めたのを感じた。無事開放されて、飛行機に乗れた。パスポートにチェックを入れられたが、それを後でミャンマーの友人にこれは何の印か?尋ねると、これは調べたが問題なかったという印だと言われた。

当時のミャンマーは軍部の圧政、恐怖政治だった。しかしそのせいで、他の東南アジアとは全く違う、欧米権力の影響を受けない良さや東南アジアの良さ、ミャンマ伝統文化がそのまま残されていた。政府がヤクザみたいなものなので、暴力団やヤクザは存在せず、泥棒も少なく東南アジア一の治安の良さだった。しかし、軍事独裁政権が良いとは思っていない。ミャンマー人にとっては非常に辛く厳しい状況、利権は全て軍部が握っおり、俺も当時のミャンマーは酷いとも思ったが、自分の国では無く、軍部が独占した事で、守られてきたものもあるのを知っていた。過去植民地にされ、英国に侵略を受けた国でもあり、軍事政権は欧米権力に対して強い不信感を持っていた。

軍事政権は欧米メディアでは避難の的であり、ミャンマー人の多くも苦しめられていたが、俺はその状況を批判することは全くしなかった。自分の国では無いからだ。外から見て人権無視や自由がないなど、見せかけでも民主主義国家から来たものから見れば、異常な状況に映るが、その状況を自分が判断することはできないと思ったからだ。軍事政権が守ってきたものもある事を知っていたし、私ははミャンマー人ではないからだ。

自分から見て理不尽に見えても、その状況がなぜ存在しているのか知る由もない、外から見て不条理に見えても、その国にはその国のやり方や事情があり、外人が口出す事ではないと思っている。人の家の事情も知らずに、よそ者がここは遅れているとか、民主化しろとか、事の善悪を決めるのは、自分達が進んでいる優秀な人間だという、上から目線に見える。そいう旅行者にも会ったが大抵欧米人だ。嫌なら、その家の人が変えるしかない。

今ではかなり民主化が進んでおり、長く鎖国していたせいもあり、最も敬虔な仏教徒のいる国。東南アジアの中でも特別な国。仏教に興味のある人は行くことを進める。仏陀が生まれたのはインドだが、仏教が最も浸透してるところは、印度じゃないミャンマー。私は仕事で30回以上行ってる。仕事仲間も瞑想好きな敬虔な仏教徒。小さなお寺でお経や話を聞きながら昼寝するのが趣味w。�ミャンマー人は真面目な人が多い。大学の進学率も高い国です。

写真は2003~2004年くらいのシャン州 インレーの田舎 シャンとはシャムの事でタイの事です。

このショップを始めて間もない頃の古い写真ですが、 上記の文章の時です。 古くから当ショップをご存知の方は懐かしいかもしれません。

投稿のミャンマーの軍人に拘束尋問された時です。�まあ、普通の日本の観光客が来ることはめったにない、この頃は特に観光客自体がレアーですから。怪しまれても仕方ないです。山岳民族のマーケットは物々交換が盛んでしたね。米と野菜、衣類と魚とか、、、ミャンマー人の振りをして、外人立ち入り禁止地区にも行きました�。対日感情はいい国です。

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