STONE HIGHの石達は、ミャンマーから遣って来ました。タイ、ラオス、中国、ブータン、バングラデッシュと、多くの国々との国境続きの国です。アジアン諸国のなかでは、比較的大きな領土を持っている国（隣国の中国と比べるととても小さな国との表現になるが・・）です。

ミャンマー連邦は、とても治安が良く、例えば、タクシーで時計をなくした場合、届けてもらえるケースが90パーセントを超えると言われているそうです。

店主は「ミャンマーは人がいい」と言います。ミャンマーから美しい石が入ってくると、その石を見ながら、背景にあるミャンマーの景色を想像します。「モゴク」と言という、宝石の山がある地盤と言うのはどんな感じなのか、綺麗な石を見る度に、ミャンマーの空気を感じてみたいなー・・と思うようになりました。

STONE HIGHでは、弊社代表がミャンマーで知り合ったバイヤーと、徐々に関係を深めながら、今では、ベストフレンドと言い合える関係です。だからこそ美しいと思える石達が、STONE HIGHに流れてきてくれるのだと、心から感謝しています。「自由、平等、愛、平和･･」このような数々の言葉も薄っぺらく使われていると思う事がありますが、地中深くにいた石を、磨いて人力で輝く玉にする事、正に宝の石ですよね。商業的評価の低い石でも、その魅力に惚れ惚れする沢山の石があります。

加熱処理等等の化学的処理をする事によって、自然の中で育まれてきたストーリーは消えてしまいます。私は、石から感じる、伝わってっくるパワーは、そのストーリーの中にあると感じています。人間とは大きく違う次元にあって、私と石は、その境で接触していますが、「美しい･･」とか、「気持ち良い」と感じた瞬間、私達はその石とコミュニケーションをとっているのです。私は、感覚的に植物や動物と通じる感じがします。

天然の無処理石の輝きは、素晴らしいです。環境によって、様々な表情があります、光の種類によって変わります。光が石の中に入り込む距離と反射の違いからなのでしょうか、見える深さが違います。 太陽の光は、石を通り抜ける感じで、最も石が輝く光だと思っています。太陽の光の下の石達は、とても気持ち良さそうなんですよね。オパールなど、石によっては、直日を避けなければ成らない石もありますが、 太陽の光を浴びて、輝く天然石無処理の石の美しさは、格別です。色がパーッと鮮やかになって、光が水面で踊っているような、石の中で干渉しあって、美しい光のダンスを見せてくれます。 この躍動感は、加熱や含浸処理、着色処理などをしていない、活き活きとした天然無処理石ならではの物です。石も動いていると心から思えるのです。
この無言の輝き、表情が私達を癒してくれるのだと、日頃感じています。本当に美しい、STONE HIGHの石達を知ってほしいと思います。

ミャンマー、ﾓｺﾞｸ鉱山でしか採れない非常に美しい七色の光を放つムーンストーン！打っ飛びの美しさに圧巻！ 詳しくはこちら

本翡翠の詳しい説明はこちらからどうぞ

非常に希少価値の高いサファイアです。サファイアは数あれど、天然無処理でブルーのサファイアは、非常に珍しいです。その上で、インクルの少ないものとなると更に手に入り辛くなります。「天然の無処理石でインクルのない物は無い」と言っても過言ではありません。詳しくはこちら

カボッションカットされ、6条（変形もあり）のスターの入る高品質のブルーサファイアです。 若干パープル味のある矢車草カラー（コーンフラワー）が有名です。赤みを帯びた深く鮮やかなブルーの上に六条に浮き出てくる六条のスターは、光の芸術です。カットサファイアだけが商品として価値のあった時代には、サファイアの透明度を損なう厄介な存在であったシルクインクルージョンですが、ある時を境に六条のスターが出る神秘的な宝石として輝く存在となりました。六角柱状の結晶体を人の丸く磨き上げたことによるものです。人間と自然の合作ですね。 透明度が高く、色も濃く、鮮やかなブルーのスターサファイアは、ルビーに匹敵する素晴らしい宝石です。

赤色以外のコランダムでスターの入る石（パープル、無色、グレー、ホワイト、ピンク、ブラック他）。写真は薄い紫がかったスターサファイアです。赤や青の石の美しさとは、一味も二味も違う、優しく、穏やかな美しさがあります。

赤色のコランダムで、スターが入る物をスタールビーと言います。一般的に宝石は内包物をマイナス要素として捕らえますが、その内包物がある事で、あの素晴らしい六条の光を見せてくれるのが、このスター石です。その中で、群を抜いて希少性が高いのが、スタールビーです。近代のダイヤモンドブーム以前は、ルビーが最もスペシャルな宝石でした。そして、未来も同じ事が言えると思います。もともとインクルージョンの多いコランダムにあって、インクルが少なく、透明度が高く、色が赤、スターがハッキリと入る物となると、本当に貴重です。決して真赤なスタールビーが唯一・・ではありませんが、スタールビーの醸し出すエネルギーは、特別な物が在ります。

赤色のコランダムをルビーと呼びます。ミャンマー産ルビーの最高峰は真っ赤な色はピジョンブラッド（鳩の血）と呼ばれ最高の美しさを誇る。 本当に赤くて綺麗なルビーはミャンマー産だけでしょう。市場で売られているものは殆どが加熱石です。サファイアと同じ鉱物で、サファイア同様、インクルの多い鉱物ですから、天然の無処理石ですと、まず、インクルはあるものとご理解下さい。詳しくはこちら

ルビーに近い赤色からピンク、 ブルー、グリーン、オレンジ、無色、いろいろな中間色と非常にカラーが豊富な石です。照りの良さは有名で、コランダムと違ったパステル形のキラキラした輝きで、独特のよさを持っています。コランダムと同じ鉱脈で見つかることが多い為、コランダムの採れるところでは、スピネルも採れるところが多いようです。現在スピネルに対する宝石的評価は決して高くは無いですが、硬度８とダイヤ、コランダムに次いで硬い宝石です。産出量の減少と共に、将来的に評価の上がる可能性が十分にある宝石と言えるでしょう。

ミャンマーのパカンでしか採れない翡翠は、他の宝石のように完全に透けるものはなく、殆どが半透明の状態です。また、採れたときからグリーンの翡翠は非常に稀で、これを前提に色味が均一で透き通るような翡翠を「ろうかん」といいます。良く似た石で、ネフライトという石があります。こちらも翡翠として売られていますが、宝石の本翡翠(ジェダイト）とは別の石です。台湾や中国のお土産やさんで安く売られているのは殆どこの石です。偽者が平然と翡翠として売られているので、安い物はともかく、高い翡翠に関しては、よくよく吟味される事をお薦めします。天然の翡翠でも含浸処理等、通常されている物が多い中、当店で扱っている翡翠は全てパカン産の天然無処理の本翡翠です。ご希望で日本の鑑別機関での鑑別書を作成することも可能です。 更に詳しくはこちらからどうぞ

ムーンストーン（長石類、ムーンストーン、ラブラドライト） 非常に珍しいムーンストーンで、ミャンマーでゴールデンムーンストーンと呼ばれています。鉱物的には、ラブラドライト、もしくはムーンストーンと思われますが、含有物質の比率（ナトリウム、カリウム、カルシウム）で違ってきますので、一つ一つ鑑別してみないと分かりません。オレンジ、エメラルドグリーン、ブルー、パープル、イエロー・・七色のシラーが特有のバランスで何処からとも無く、サークル状に浮き出てくる本当に美しい宝石です。石の頂点が火のように光り輝き、それにブルーやグリーンのシラー効果が重なり、幻想的なかつパワフルな美しさを放ちます。ムーンストーン好きの方のみならず、 美しい石がお好きな方には、是非一度ご覧いただきたい石です。